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Nexalコラム

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業界の動きから一言

 最近、CRM業界、リード・マネジメント)業界、デジタルマーケティングを裏で支える分析・解析業界、CMS業界、MA業界などが全て一緒に語られることが増えてきました。

米ガートナーや米フォレスターのアナリストレポートも、キャンペーンマネジメント系(ガートナーはMCCM:マルチチャネル・キャンペーン管理 、フォレスターはCCCM:クロスチャネル・キャンペーン管理)で括ったり、
-リード・マネジメント
-ECM(エンタープライズ・コンテンツ管理:Enterprise Content Management)
-Marketing Automation
-Email Marketing
など評価軸を様々分けてレポートを出しています。海外ベンダーは特にソーシャル系の様々なリード接点も取り込むべく、M&Aの動きがさらに活発になってきています。よって、アナリストレポートで対象となるベンダーも評価軸によって変わりますが、ここ3・4年でかなり集約されてきた印象を受けます。

※過去ブログでは、海外マーケティング動向 カテゴリをご参照ください。


また、「リード」という概念を今まで取り入れてこなかった業界も、最近は気付き始めたようです。リード(接点)を可視化し、顧客視点に立って、相手のマインドに寄り添いナーチャリング(関係醸成)するという点が重要だということが。

前提条件としてナーチャリングすべき「Customer」をどう定義するか、は各社のコンサルを進める上で、事前の合意形成が必要となります。

顧客セグメント、プロファイル、グルーピングとも言われますが、BIやDWHなどの分析ツールを使いながら、個々のタッチポイントやリードを押え、どのようにアクション(実行)に移すのか、そのためにはどのような軸でCustomerを定義していくのかが重要なポイントとなります。イベント・ベースド・マーケティング、またはマーケティング・オートメーション、クローズド・ループ・マーケティングと言う手法も、ベースは同じです。

現在、ナーチャリングに取り組むための実践フレームワークを執筆中です。
以前2009年に出版した本は、啓蒙編としての位置付けですが、事例や取組も増えてきたため整理したいと考えています。夏後半を目標にしていますので、各関連ベンダー様、取材時にはご協力をお願いできればと思います。




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