私たちは、ネット×リアルビジネスを最大効果へ導くファシリテーション型コンサルティング企業です。 お問い合わせ

Nexalコラム

全て(385件)

オンラインtoオフライン(O2O)の効果測定

ソーシャルメディアを中心にO2Oという言葉を耳にするようになってきたが、行動誘導または購買誘導型の自社Webサイトにおいて、Web閲覧者が店舗へ実際に足を運んだトレースをしたい、効果を測りたいという企業が増えてきている。
特に不動産、自動車、住宅設備系など、ショールームや店舗、営業所などへwebを経由して、どの程度送客できたのか、の数字を把握したいという企業である。
セミナーでも、よくこの内容について相談されることも多いが、トレースする仕組みが無い場合は、まずは仮設定することから数字を判断する。
■手法1:店舗でのアンケート 一番多い手法は店舗でのアンケート。一般的な設問は 「何を見て来店されましたか?」 「今まで見た記憶に残っているものは何ですか?」 と言った内容から効果を測るというものだ。
しかし、人の記憶など曖昧である。一番新しい記憶、または強く印象に残っているものしか覚えていないことが多い。
■手法2:Web行動を仮説として数字を把握 店舗ページを見た(開いた)&店舗の地図を印刷した、などのクリックアクションを仮ゴールとして設定しておき、数字を抑えておく。
この数字と実際の来店数の相関関係を見ておくと、商材によっては季節変動または傾向を、ある程度読むことが可能である。しかし効果測定としての数字の精度は低い。
または、店舗情報を携帯やメールへ送信する機能を実装する。
閲覧行動だけでは、信憑性が低いため、送信機能を実装し送信数で数字を把握する。 ただし、どちらも来店時には分からないため、精度は低い
■手法3:キャンペーンと称して、来店時にWeb発行ナンバーを控える 店舗に足を運ぶ際、Web閲覧時に発行されたナンバーを取得するような仕掛けを用意する。 何かもらえる、または割り引かれるなど、顧客にとってのメリットがあること。
この仕掛けを作ると、確実にWeb閲覧後の来店数を把握することができる。 ただし、全体の来店客数に対しての割合を判断するために、全体の来客数は店舗毎に押さえておく必要がある。
■手法4:スマホアプリとの連動 ソーシャルを活用したキャンペーンの効果測定を行う手法である。手法3と同じだが、仕掛けを用意するのにコストが掛かるため、全企業が真似できるとは思わない。キャンペーンの一貫で効果測定をお薦めする。
効果測定の方法が分からないと言う企業は、ご相談ください。 ただしキャンペーンを企画中にご相談頂いた方が、仕掛ける余裕ができます。 もしキャンペーン終わった後に相談される場合は、データの有無次第で読み取れる数字が限られてしまいますので、ご了承ください。
※上記内容の無断転用掲載・酷似記事の出稿はお断りいたします。 ※上記を利用する場合は「(株)Nexal提供」と必ず記載ください。




関連するコラム

Copyright©Nexal, Inc. All Rights Reserved.