ご相談内容/背景
- Webサイト運用でアクセス解析が求められている
- 当社は中規模のWeb制作会社です。大手の小売企業様のWebサイト運用を任されており、日々コンテンツ企画やプロモーションの提案をしながらコンテンツの追加・改修などを行っています。提案にあたり、アクセス解析のデータなどを根拠として求められており、前後評価や効果測定、KPIのモニタリングをしっかりするように依頼を受けています。
- 力不足でお客様の要望に応えられず
- 冒頭のお客様から「○○の切り口で分析できないか?」など、多くの要望を頂いているのですが、担当者の力不足で対応できずにいます。WebサイトにはGoogle Analyticsが導入されており、データそのものは取得できる状態にあるのですが、ツールそのものに不慣れなことと、アクセス解析固有の基本的な知識が乏しく、期待通りのデータを取り出せなかったり、仮に取り出せても示唆を読み取ったりすることができない状態です。
- 早急にスキルの底上げが必要
- 最近は提案の中でアクセス解析の知識が求められる場面も多く、長期的に見ても担当者のスキルアップは必要と考えていました。ただ、今ネックとなっている小売業のお客様に関しては、明日/明後日のレベルで解決が求められていることもあり、早急な対応が必要です。弊社の担当者が自分で操作し、そこから一定の示唆を読み取ることができるよう、GoogleAnalyticsの操作方法とアクセス解析の基本的知識をトレーニングしてもらえないでしょうか。
コンサルティング内容
- Google Analyticsとアクセス解析の基本講習
- まずはアクセス解析の基本的な知識(専門用語やセッションの定義等)を講義形式でレクチャーし、基礎を徹底的に学んで頂きました。「PVとセッションの違いは?」という質問に窮することもあるなど、正確な定義を理解しないまま、感覚的なイメージで分析をしていたことが、示唆を読み取ることができない要因だったようです。そういった意味で基礎をしっかりと押さえて頂きました。
- Google Analyticsの操作をレクチャー
- 基本的な操作方法を学んでいただいた後、お客様からご要望のある指標を実際に抽出するなど、課題やテーマをもとにデータを取り出して示唆を読み解く実践に切り替えました。実際に手を動かして頂くことで、腹落ちしていない部分を可視化し、苦手な部分をしっかり押さえられるよう配慮しました。
成果
トレーニング内容に「お客様からの要望」を取り入れたことで、レクチャー後にお客様へ返信できるというスタイルが実践的で且つ業務も効率的に進みました。アクセス解析の基本は身に付いたので、あとは場数を踏むことで、更に担当者のレベルアップを図っていきたいと思います。
期間・規模 |
1ヶ月 |
項目・抜粋 |
コンサルティングレポート目次(一部)を抜粋
- 一般用語の解説(正規表現等)
- アクセス解析基礎
- アクセス解析の用語
- GoogleAnalyticsの使用方法
- 貴社要件の実現方法
- カスタムレポートの設定方法
- レポートの見方
- データの抽出方法
- レポートの自動配信設定
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